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文と編集の杜 実績紹介京都・二条の印刷会社、修美社様のウエブページの文章を担当しました
広告の仕事をかれこれ…20年近くしています。就職してからずっと「印刷屋さん」にはお世話になってきましたが、印刷のことをこれほどに真剣に考え、楽しんでいる会社に出合ったのは、初めてです。
グラフィックのデザイナーさんの紹介で修美社さんと知り合ったのは、2年ほど前。いくつかの案件で印刷をお願いしてきました。工場を見学させてもらうと、若手からベテランまで十数人の職人さんたちが、新旧いくつかの印刷機を駆使して、印刷をしています。機械を日々メンテナンスして、調整して、刷ってみて、また調整して。デジタルで行う部分もあるのでしょうが、人の手が必要なところもたくさん。印刷機とがっぷりよつ。とっくみあいしているかのようです。
修美社さんと仕事をしていると、「あぁ、印刷って人がしているんだ」という、当たり前のことに気付かされます。顔の見える相手と仕事ができるのは幸せなことです。
さらに修美社さんは、印刷を通じて、印刷文化の発信をしようともしています。社屋の中に「実験室」なるイベントスペースを作って、展示をしたり、販売をしたり。自分たちが携わっている印刷という仕事は、こんなに面白いんだということを、たくさんの人に知らしめるべく、工夫を重ねています。
今、あなたの近くにも、何かしら印刷されたものがあるでしょう?
その紙にも、たくさんの人の手が関わっています。
気持ちのこもったものは、愛おしい。
ものづくりに携わっている実感を得ながら、仕事を進められる、素晴らしい印刷屋さんです。
まだまだ面白い試みが進行中。
私一人では到底できないプロジェクトに引き込んでくれて、とても楽しいです。
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