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文と編集の杜 実績紹介

京都発!コンセプトは「字がきれいに書けて、美しく仕上がる」 ライターが企画した文と編集の杜オリジナルノート「機知(きち)」11月1日 発売

株式会社文と編集の杜(本社:京都府京都市、代表取締役:筑紫貞徳)は、「字がきれいに書けて、美しく仕上がる」をコンセプトにしたオリジナルノート「機知(きち)」を2022年11月1日に発売します。

「機知」は、タイポグラフィーを軸にしたデザイナー/アートディレクターの京都芸術大学 丸井栄二教授、京都で60年以上続く印刷会社の有限会社修美社と、ライティングや編集業務を行っている株式会社文と編集の杜が共同で開発しました。

丸井教授が日本語の形に着目した罫線を、本や雑誌などに用いる「組版」の手法も考慮してデザイン。罫線にそって書くと一文字一文字がきれいに収まり、書いた後のページ全体はバランスの美しい“紙面”のように仕上がります。文字を邪魔しないようにと、罫線はできるだけ細く、薄く印刷しています。書くことを生業とする文と編集の杜のライターが、「こんなノートが欲しかった」を形にしたノートです。

 

《「機知」の7つの特徴》

【デザイン】縦長な日本語の形を意識。“行間”も美の要素
1.ひとマスの縦横比は「10:8」
日本語の文字は縦長。その形に添うようにひとマスを10:8の比率、つまり縦8㎜、横6.4㎜となるように罫線を配置しています。※「機知」は横書きを想定しています

2.本や雑誌の文字組のように“行間”も設置
本や雑誌を見ると、文字と文字の行の間には隙間があります。この行間を、ノートの罫線としてデザインしました。その幅はひと文字の横幅の半分にあたる3.2㎜。さらに、文字の真ん中がわかるよう中央に短い縦線を。仕上がったときに“紙面”のように見える理由はここにあります。

3.余白は下側を多めに
このノートではページの下側の余白が上部より多め(ページ上部に13.2㎜、下部には20.8㎜)。これも本や雑誌のデザインの手法で、こうすることで文字を書いた後に、ページ全体の見た目のバランスがより美しくなります。

4.表紙に何冊目かを書き込めるナンバリング欄
アイデアをメモしたり、ダイアリーをつけたり。旅の記録を書き込むにもちょうどいいサイズ。たくさん綴って冊数が増えたときのために、ナンバリングできる欄を設けています。

【紙・印刷】書きやすくて、書きたくなる。そんな工夫が満載!
5.細い罫線を、薄く印刷して文字を主役に
あくまでも「文字」が主役。罫線のラインは極限まで細く0.075㎜に。優しいブルーの青磁色で、可能な限り薄く印刷しました。

6.心地よく文字が書ける、滑りが良く優しい色の紙
ペン先がスムーズに進み、心地よく文字を書くために「機知」には滑りの良い紙を採用しています。さらにノートに向かい合う時に目が疲れないよう、紙の色は真っ白ではなく、やわらかな雰囲気のクリーム色を選びました。

7.全開にできるミシン綴じだから、すみずみまで書きやすい
「機知」は、小さめのバッグにもおさまるA5サイズ。薄い紙を使うことで、48ページのボリュームながら、ノートの厚さを2.8㎜におさえています。また、ノートの隅々まで書きやすいように、ノートを全開にできる「中綴じ」を採用。表紙や罫線の色に合わせたグリーンのミシン糸は、見た目のアクセントになっています。

《開発ストーリー》「何も考えずに字をきれいに書きたい」

文と編集の杜は、日々たくさんの取材・執筆をしています。ですが、インタビュー中にメモを取る際、「字がうまく書けない」「ノートが美しくない」と、年々感じるようになりました。

プライベートでも、手土産やプレゼントに手紙を添えることがあります。何度も書き直してようやくできあがった便箋を見てみると、字の大きさや間隔がバラバラでやっぱり「美しくない………」とがっかりしてしまいます。そこで、「何も考えずに自然にきれいな字を書くにはどうしたら?」と丸井教授に相談し、誕生したのがこのオリジナルノート「機知」です。

 

《商品名「機知」に込めた想いとロゴマーク》

ノートの名前は「機知」。「機知に富む」は、機転の利いた対応や発言ができていること。深く考えずに字を書いてもきれいに収まる、そんな気の利いたノートを目指しました。そして丸井教授に文と編集の杜のロゴマークとのバランスを考慮した「機知」のロゴマークをデザインしていただきました。

《おすすめの使い方》

「美しく、気持ちよく書くには?」を考え、工夫を凝らしたオリジナルノートです。持ち運びに便利な軽さとサイズ感にもこだわりました。あらゆる用途でお使いください。

例えば……日々の出来事を綴るダイアリー手帳がわりに/アイデアがひらめいたら即記入! いつもバッグに入れておいてネタ帳に/旅程を書き込んだり、旅先でもらった栞を貼り付けたり。思い出を書き込む旅ノートに/クライアントごとのお仕事ノートに。かさばらないので数冊一緒に持ち歩いても◎

 

◆商品概要◆ ご購入はこちらから
商品名:機知 読み:きち 販売価格:500円(税別) サイズ:A5サイズ ※横書き
ページ数:48ページ 使用用紙:NTラシャ スノーホワイト 印刷色:青磁色 DIC842

 

デザイン 丸井栄二
1990 年、京都芸術短期大学専攻科課程修了。デザイン事務所勤務を経て、2000 年に丸井栄二デザイン室を設立。2009年「日本・ベルギーレターアーツ展」準グランプリを受賞し、東京TDC賞では2011、2012年に入選を果たす。2017年にはグループ展「Typo Craft Helsinki KyoToDay」に参加。さらに同年、個展「文字と定着」をコミュニティーストアTO SEE(京都)で開催。2018年にはグループ展「TYPE RESET 言葉と文字『 』」の企画・開催も。グラフィックデザイン全般の制作に加え、文字や言葉の可能性を研究・表現している。京都芸術大学芸術学部 芸術教養センター教授。
https://eijimaruidesign.com/

 

印刷・製本ディレクション 有限会社修美社
1960年創業の京都の印刷会社。「おもしろ印刷」をコンセプトに、作り手の立場に立ち、紙を選び、色を考え、印刷を試行錯誤して、日々印刷物を作り続けてきた、印刷のプロフェッショナル。2021年には「本のオートクチュール」を掲げて「昌幸堂」をオープン。想いのこもった“世界にひとつの本”を生み出している。
https://syubisya.co.jp/

 

企画・販売 株式会社文と編集の杜
京都を中心にフリーで活動していたライター・瓜生朋美が2013年に「文と編集の杜」を設立し、2017年に法人化。業務は「読みものをつくること」。インタビュー、観光系ガイド、広告記事、書籍などジャンルを問わず、企画・編集・ライティングを行う。近年は、イベント運営にも携わるなど仕事の幅を広げている。2020年、事務所内にショップを併設し、ライティングワークショップや雑貨の販売も。
https://bhnomori.com/

お問合せ◆ ご購入はこちらから
株式会社文と編集の杜
〒604-8322京都市中京区姉小路通堀川西入樽屋町458
TEL:075-354-5373  TEL:075-320-2679
MAIL:bhnomori@gmail.com
担当:小山、宮口

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