『走泥社再考　前衛陶芸が生まれた時代』（青幻舎刊）が出版されました。

京都国立近代美術館で、2023年9月24日（日）まで開催している「走泥社再考　前衛陶芸が生まれた時代」展。

弊社では、その図録制作をお手伝いさせていただきました。

1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社。

「オブジェ陶」とは何か、を世間に認知させ、日本陶芸界を牽引してきた前衛作陶家集団です。

50年間にわたり、同人の入れ替わりを経ながら活動していた走泥社について振り返る同展では、結成25周年となる1973年までを対象にして紹介。

走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など、走泥社以外の作家なども交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を回顧する展覧会です。

前衛陶芸を誕生の背景から学べる、読みごたえのある一冊になっています。

『走泥社再考　前衛陶芸が生まれた時代』は、京都国立近代美術館 ミュージアムショップ内や、書店、各種インターネットからご購入いただけます。

発行：株式会社青幻舎