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店と催し 雨露【講座レポvol.5】初心者のためのライター・編集者講座第5回目を開催しました
すっかり季節は秋。
朝晩に肌寒さを感じるようになった京都です。
10月8日(水)と10月11日(土)に「初心者のためのライター・編集者講座」の5回目を開催しました。

今回の講座の流れはこちらです。
- 仕事にするスキル(困った現場の乗り越え方)
- ライティングスキル(書いた後のチェックリスト/講評会)
- 編集スキル(編集者目線のチェック/校正出しの際の注意)
- CoffretLocal編集会議(スポット取材検討)
仕事にするスキル(困った現場の乗り越え方)
さまざまな媒体で取材・執筆を重ねてきた文と編集の杜主宰 瓜生朋美が、過去の現場で直面した“困った!”を例にして、どのように対処をしたのかを共有しました。
取材先、ライターそれぞれの立場でさまざまな事情があると思いますが、
「この記事をよりよくできるのは自分しかいない」
という心構えで取材に臨んでいくべし! と瓜生。
そして、取材した内容をどう原稿として仕上げるのかを、その場を去る前に考え、段どりをつけておく「書ける準備」をしてから帰ることが大切だと教わりました。
そうしておくことで、すぐに原稿執筆に対応することができるんですね!
ライティングスキル(書いた後のチェックリスト/講評会)
取材先から帰り、いよいよ執筆にかかります。
とはいえ、すぐに執筆するわけではありません。
ライターそれぞれに執筆スタイルはあるかと思いますが、あくまでも瓜生の場合ということで、執筆までの準備の流れを説明しました。
読みやすい
飽きない展開
理解しやすい
流れと文章で原稿に仕立てます。
さて、原稿を書き終わった後は何をするのでしょうか。
書ければすぐに納品、というわけではありません。
原稿を書き終わったあとには、表現などのチェックという大切な工程があります。
- 誤字脱字(ひらがなを使うことが多い表現)
- 表記ゆれ(文章のなかでは、統一しましょう)
- 接続詞の不備
- 表現のダブり
- NGワード(不快語・不適切な表現はないか)
この5項目について具体的に例を出しながら説明しました。
その後、使ってしまいがちな不要でもたつく文言(表現)について、受講生にワークで考えてもらいました。
耳馴染みがよくサラリと読めてしまいますが、不要な表現。
癖になっているときがあるので、気を付けなければと襟を正した事務局スタッフでした。
編集スキル(編集者目線のチェック/校正出しの際の注意)
自分のミスはなかなか気づきにくいものです。
ですが、文章を納品・公開するときは「校閲」に近いレベルで確認が必須です。
①表現に加えて、事実誤認がないかを要チェック
固有名詞(名前、地名、年号)など間違っていたら大変です
信用するのは、一次情報(オフィシャル情報)のみ!
②原稿整理(記事の流れや兼ね合いはOK?)
③文章ではない部分の確認(目次や写真キャプションなどはOK?)
執筆が完了したら、取材先にも「内容確認」をします。校正はライターや編集者が行い、取材先には「掲載予定、原稿案」として内容を確認してもらうよう依頼します。
今月のおやつ


<10月のおやつ>「不老泉」(二條若狭屋)
「不老泉(月)」(二條若狭屋)
葛(くず)を使ったお菓子は、じんわりと美味しいものが多いように思いますが、葛湯はその最たるものかもしれません。
でも、「二條若狭屋」の「不老泉」は、シンプルながら“よそゆき”感のある葛湯。薄紙に包まれた小箱が素敵で、また、お湯を注ぐと焼き麩で作られた千鳥がぽかりと浮かぶ仕掛けも心憎いし、かわいらしいです。版画家の徳力富吉郎が手がけている「雪月花」の3つの絵柄に合わせて、味も3種類。今回は、抹茶風味の「月」を紹介しました。お菓子の話と少し離れますが、同店のお菓子のパッケージや紙袋には、明治から昭和にかけて活躍した画家・山元春挙(しゅんきょ)がこちらのために描いた絵が使われていて、歴史に思いを馳せることができるところもおすすめポイントです。
毎月のおやつ・推薦人 市野亜由美
(京都生まれ、京都育ち。現在は滋賀県在住のライターです)

CoffretLocal編集会議(スポット取材検討)
CoffretLocalのWeb版に掲載するスポット記事の取材に、いよいよ受講生が出られます。
取材依頼するまでのドキドキ感などの気持ちをシェアしていただきました。
瓜生が整えた企画書を取材先ごとに作成し、どういった趣旨で取材にうかがうのかなどを記載したものを先方に提出し、取材のお約束をいただきます。
頭を悩ませたり、緊張もするかと思いますが、この工程が信頼の第一歩なので、事務局としてエールを送っています。
そのほかの受講生の企画の進捗などを確認しました。
受講生のみなさま、お疲れ様でした。
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文と編集の杜では、「初心者のためのライター・編集者講座」の第2期(2026年1月開講)を予定しております。
内容詳細はこちらのページからご確認ください。

