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【講座レポvol.2】初心者のためのライター・編集者講座 第2回目を開催しました

初回の6月からまだ1か月経っていないタイミングですが、第2回目の講座を7月9日(水)と12日(土)に開催しました。

 

第2回目の講座の流れ

  1. 仕事にするスキル フリーランスのメリット・デメリット

  2. ライティングスキル 記事の構成要素を考える

  3. 編集スキル 表記のルール/企画書の作成と編集部への提案の方法

  4. CoffretLocal編集会議 ネタだし

 

以上のような流れで、今回も3時間の講座がスタート!

 

講師の瓜生がフリーランスになってからどのように行動を起こし、どのような流れで今に至っているのかをお話ししました。
フリーランスになって良かったことや悪かったこと、また悪かったことをどのように回避していったのかを共有。
これからライター・編集者として活動していく受講生にも参考になったのではないでしょうか。

 

次はライティングスキルの学びです。

 

ライティングの案件を受注したとして、さあ原稿に何をかけばいいの?!という疑問が。
講座の中で、参考記事(店舗紹介の雑誌3冊)を見ながら、記事の分析を行いました。
取材した情報を全て書くわけにはいきません。
どういう情報を取捨選択するのか、店舗の紹介で必要な要素はどれかを判断する基準を学びます。

お店の特徴に加えて記事の趣旨、読み手が満足、セールスポイントを織り交ぜて書くことが大切であること。

休憩をはさんで、いよいよ描写のワークです。

文と編集の杜専属の“おいしいもんコンシェルジュ”になってくださっている
ライターの市野亜由美さんからの「7月のお菓子」のご紹介です。

7月のおやつ 「れもんかん」(鍵善良房)

祇園の「鍵善良房」は江戸時代創業。訪れるときは少し背

筋が伸びるような、特別感があるお店です。看板商品の

「くずきり」は持ち帰れませんが、夏季限定で販売される

「れもんかん」は贈答などにも向く容器入り。上下2層に

分かれ、上半分は道明寺羹になっており、〝ゼリーのよう

でゼリーにあらず〟。下半分はしっかりとした食感の寒

天、輪切りレモンのほろ苦さもほど良く、お茶に合いそう

な和のスイーツです。

毎月のおやつ・推薦人  市野亜由美

(京都生まれ、京都育ち。現在は滋賀県在住のライターです)

対面受講、オンライン受講の皆さんで一緒にお菓子を「見て・食べて・描写」するこのひと時です。目にも涼しげなレモンのお菓子。それぞれに感じたことを描写していきます。

 

ひと息ついたあとは、編集スキルの時間です。

 

ライティングや編集の際に、「表記の統一」「用語の使い分け」について念頭に置きながら業務をしています。
文と編集の杜でも、共同通信社の『記者ハンドブック』に準拠し、執筆や校正をしています。

 

執筆をする際に、どういう点に気をつけていけばよいのかを3つにまとめてお伝えしました。

初回の自己紹介のときに、「編集」という分野にご興味のある方が多かった印象です。

今回の編集スキルも学びが深かったようです。

 

さあ、最後は『CoffretLocal』の編集会議です!

企画を提案するときに必要な視点、それは「今、コレを伝えなきゃ!」「なぜ、それが必要なの?」「それ、おもしろい!」と思ってもらえること。
そして「あなたに書いてほしい」と思ってもらえること。

そのために、どういった提案をすればよいかを学びました。

 

続いて、受講生が書いてくださっていたネタを共有する時間です。水曜クラスでは、オンラインと対面でしたのでワイワイと皆さんで質問しあう時間となりました。土曜日クラスは対面で、それぞれのネタを深掘りしていきました。

 

書きたいネタが「なぜ100年先まで残ってほしい」のか、書き手それぞれの視点を記事に反映させ、読み手にその視点が伝わり共感を呼ぶような取材ができるように。
次回8月の講座では、それぞれのネタをもっと具体的にした記事の構成案を詰めていきたいと思います。

 

受講生の皆様、お疲れ様でした。

 

文と編集の杜では、「初心者のためのライター・編集者講座」の第2期の開催を今冬に予定しております。

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