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コラム

京都桜日記2016 その2

2016年4月5日。今日はきっと満開だろうと思い、歩き出す。
お決まりの鴨川に行く前に、裁判所の桜を見に行く。

いつだったか、裁判所の横を通ったとき、裁判所の敷地を取り囲むように歩道ある枝垂れ桜が満開で、
濃いピンクの桜のカーテンができていた。
京都御苑の南側だから、何か御所とゆかりがあるのだろうか。
そう思うくらい、なんだか高貴な感じのするピンク色だった。また見たい…。
ところが、残念ながら、この日はまだ早かった。
五分ほどかな。カーテンにはほど遠い。
このまま、鴨川へ歩く。

予想通り、鴨川は満開。
会社員のひと休みや大学生の新歓イベント、外国人も花見を楽しむ。
桜ってすごいなぁ。ホント、たくさんの人が桜に集う。
カラスやトンビもわんさか。
お弁当を取られないように、気を付けなあきません。
時々悲鳴があがるのは、おそらくトンビ被害。
上空から食べ物を狙っていて、急降下しておかずをつまみ、飛び去る。
その急降下してお弁当をつまむ瞬間、羽根を広げて一瞬その場でとどまる。
羽根を広げれば、相当大きい。しかも不意を突かれるので、いきなり横にトンビがいることになって、
かなりビビる。

鴨川を北上して出町柳のデルタまで来ると、いつもに増してここも人でいっぱい。
でもここは桜の木そものもはそう多くはない。
だから、桜を見るんだったら、もう少し北上して、
ここも見たほうがいいね。

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