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文と編集の杜 実績紹介

【オンラインゲストが登場! 11月26日、第4回「Writer’s NOTE・仕事の幅の広げ方」を開催しました】

ライターのスキルアップを目的としたワークショップ「Writer’s NOTE」。今回も5人のライターが参加しました。さらに今回は特別にオンラインで2人のゲストをご招待。「仕事の幅の広げ方」についてお話を伺いました。

お一人目は、あんこ好きが高じて「あんこ“熱愛”ライター」として活動されているかがたにのりこさん。現在は、ライターだけでなく、京都の街歩きのツアーガイドをつとめたり、テレビに出演することも。さまざまな立場から、あんこの魅力を発信されています。

オンラインで30分ほどつなぎ、かがたにさんが「あんこ“熱愛”ライター」となった理由や、ジャンルを絞ったことによる効果など、ご自身の経験からお話いただきました。参加者からは「ライター側と読者側の知識量の差はどうやって調整していますか?」といった「なるほど!」という質問も(さすが書き手!)。かがたにさんのお話を聞きながら、しっかりとメモを取る参加者のみなさんの姿が印象的でした。

 

続いてお話を伺ったのは、編集者でライターの北川由依さん。移住応援サイト『京都移住計画』の運営を担当されています。そんな北川さんに、運営側から見たライターに求めることをお話しいただきました。

客観的に書くスキルが必要なライターは、自分の個性を消してしまいがち。だけど、完全「無」でいいのか?? そんな問いに対する答えがあったような気がします。そしてもうひとつ、いろいろなメディアで仕事をしているライターにとって、メディアの特徴に寄せていくのは当然のことですが、どのくらい意識できているかな??ということも改めて考えさせられました。

 

オンラインゲストのお話を終えて、話題は、どうやって自分か書きたいメディアや分野の仕事を増やしていくかについて。

営業はあんまり…。
発信していかないと、気付いてもらえないのは分かっている。だけど自分の程度で「得意」といっていいのだろうか…。

悩みは共通しています。でもあまり気負わず、「●●が好きなんです」「こういうメディア、よく見ています!」と会話のなかで編集者やメディアの人にアピールするくらいならできるんじゃないか。そうそう、前向きに発信していきましょう!

一方で、「絞りすぎるのは怖い」という意見も。またそれも事実です。

興味のあるジャンルの記事を書きつつ、幅広いテーマを書くチャレンジ精神も必要だなと感じた今回。実りあるお話がたくさん聞けました。ありがとうございました!

最終回のテーマはライターが気になる「お金の話」! 原稿の価格設定や、単価アップの方法について意見を交換します。次回も楽しみです!

(文と編集の杜小山・瓜生)
※感染防止対策を実施し、イベントを行いました

 

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