ライターのスキルアップを目的としたワークショップ「Writer’s NOTE」。今回も5人のライターに参加していただきました。前回のテーマ「仕事の幅の広げ方」では、自分の書きたいジャンルに絞って書くか、幅広く書くかについて話し合いました。そして、そんな書きたい原稿を書くためにも大事なのは、お金のこと。今回は「ライターが気になるお金の話」について、参加者自身の経験を交えながら意見交換しました。

金額が確定してから仕事を始めていますか？　という話題では、「よく知っている相手からの依頼だと、つい言い値で受けてしまったり、お金のことが曖昧なまま話が進んでしまう」といった声が。みなさん悩みは同じようで、「うんうん」と深くうなずいていました。後々の誤解やトラブルを防ぐためにも、あらかじめ金額は決めておいた方がベターなのかもしれませんね。

そして話は、原稿の見積もり価格について。参加者のなかには「自分なりの価格設定をもってはいるけれど、相場がわからない…」という方も。そういった相談に、「自分はこうしている」と参加者同士で自身のやり方を教え合う場面もあり、こんな方法もあるんだ！　と、視野が広がったような気がします。

このほかにも、見積もりに仕事に含まれる経費は入れている？　見積もりの「別途」費用はどうする？　などなど、疑問は尽きません。でもこれらに共通して言えるのは、悪い前例を作らないこと。「少しの仕事でも、お金はもらっておくべき」。そんなスタンスでいこう！　そう思わせてくれたテーマでした。

今年8月から始まった、全5回の「Writer’s NOTE」はこれにて終了。このワークショップが、みなさんのこれからのライター活動に役立てれば幸いです。ありがとうございました！　第2期？、SEASON２？は、内容を一部グレードアップして2022年4月から開催予定！　1月中には概要を発表いたします。その頃には向かい合って座れるといいな。。。書き手の皆さん、ぜひ話しあいましょう(^^♪

※感染防止対策を実施し、イベントを行いました