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店と催し 雨露

【オープン!オープンデイ便り その22 宮下直樹さん】

インドへ行ってみたいと思います。いつか。
だけどインドへ行くのは、そう簡単なことではないなとも思います。

宮下直樹さんは、写真・映像作家さん。いくつかの現場でご一緒させていただいたこともありますが、目の前で起こっていることが、宮下さんが撮影すると、また別の世界に見えます。私が漠然と眺めていた景色の、そこを、こんな風に(あいまいな表現ですみません!)見ていたなんて!
写真や映像のお仕事をされている人たちは、私とは違う“目”を持てるんだなぁと思うのです。

宮下さんが、「オープン!オープンデイ」のために送って下さったのは、2019年12月、インド北西部ジョードプルという場所で撮影した写真をまとめたもの。

女性の地位向上のために活動するご友人の活動を取材しながら、実際に見たり、聞いたりしたインドの現実、歴史。それらを意識しながら撮影されたと言います。

インドにある、私たちが考える“当たり前”とは違うたくさんの事柄。そこで生きる人たちの表情。変わらない風景。息づく文化。カラフルな色彩の民族衣装や建物。大量のスパイス。
シャッターを押すとき、宮下さんは何を感じていたんだろう、何が見えたのだろう。
そんなこと思いながらページをめくると、写真の奥にあるものが伝わってきます。

6/1から6/14まで、「オープン!オープンデイ」はオープンしていますので、ご予約のうえ、店と催し 雨露でご覧くださいませ。

 

コロナがやってきて、私は一層、「こんなことしたい」「あんなことしたい」の虫が騒ぎ始めました。
悲しいニュースに触れて、「私が生きている間に、何ができるんだろう」と深刻になったり。
だけど良く考えたら、話はシンプルで。
たくさんのものを見て、
聞いて、
感じて、
これは書かなくては!というテーマを見つけて、
取材して、
書く、
読んでもらう、
知ってる人を増やす。

その繰り返し。私はライターなので、力の限り、それを繰り返すのでしょう。
コロナ前と違うのは、もっと目的意識を持とう、と思ったこと。
「どうして?」とか、「何のために?」とか。
考え始めると面倒ですが、あえて考えていこうと強く思いました。誰もが限りのある人生なので。
というわけで、今は国境どころか、県境さえ越えないようにと言われている世の中だけど、移動が自由にできるようになったら、糸の切れた凧なみに、ウロウロ、ふわふわしますよ。

インドにも行ってみたいし、インドの人の話も聞いてみたいな。

(写真・文 ちくしともみ)