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店と催し 雨露

【オープン!オープンデイ便り その17 にっちもさん】

今日、京都は真夏日ですって。信じられませんね。

「夏先取り!」とか広告でよく言いますが、まだ春でいいですよと思います。

そんな私の声は届くはずもなく、(今日は極端ですが)徐々に季節は夏へ。
あったかい空気とちょっと冷たい空気がまじりあった春のやわらかい空気はどっかに行ってしまって、いつの間にか、からっとした初夏の風を首元で感じるようになりました。
また夏が来ますね。

最近、人に会うことあんまりないです。8割どころか、9割削減じゃないかな。
夫にしか会いません。みんなそうなんでしょうね。
そうこうしてると、なんだか、人と会うのが億劫になってきました。
毎日、毎日いろんな人に会って仕事をしてきたのに、急に会わなくなったものだから。
“億劫”ぐらいの症状のうちに、心を動かすリハビリをしないと。

と言うわけで、楽しいお話もしましょうか。
オープン!オープンデイ便りの出展者さん紹介も後半に突入しています。本日はイラストレーターのにっちもさん。

にっちもさんとは、作品搬入時が初対面。
「店と催し 雨露」で2月・3月に開催したワークショップのプロデュースをしてくれた市野亜由美さんが繋いでくれたご縁です。市野さんがオープン!オープンデイのことをにっちもさんに紹介してくれて、興味を持ってくださいました。

展示しているのは、にっちもさん作のマンガと、タレントさんも描かれたイラスト(あ!アマビエもいる!!)。そして写真でちらりと一部分ご紹介している、くりっとした瞳の女の子の絵。

頭にちっちゃい帽子みたいに車がついている、ここ、重要なんです。
乗り物が付いているのが、ポイントなんだそうです。アマビエにも電車が乗っかってました! どうして乗り物を乗せているのか…聞いた気がするのですが、なんでだったかな…も一回聞いておきます。。。すみません!!

にっちもさんのHPを見ると、素敵な言葉が!
「自分の描いたことのない線を探して制作しています。
顔を描いた作品群は、決して整っているとはいえないことを、人物を通して描くシリーズです。
それぞれに性格や過去を持たせる様に心がけて描ことで、完璧でないことを嫌わないで、親近感や個性として親しんでもらえるようにと思っています。」(Aboutより抜粋)

「完璧でないことを嫌わないで」。いいですね。そうですよね。何事においても。勝手に、じーんとしちゃいました。

柔らかい線で優しく、時にはコミカルに。にっちもさんのHPも見ごたえがありますので、ぜひそちらもご覧くださいね。

オープン!オープンデイは、6月1日から予約制で、実物を見ていただく予定です。ご予約は、bhnomori@gmail.comまで。(ご存知の方はそのほかの連絡方法でも)
いきなり6月からは心躍る毎日!とはいかないでしょうけれど、心が固まってしまわないように、みなさんも、みなさんのできる方法でほぐしてくださいね。

ではまた次回!

(写真・文 ちくしともみ)

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