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店と催し 雨露

【オープン!オープンデイ便り その3 池田泰葉さん】

こんにちは。スタッフはリモート勤務になって誰もいないので、会社でyoutubeで懐かしの名曲を歌いながら原稿を書いています(笑)。
こうして一人で黙々とやっていると、フリーライターになった頃を思い出します。一人が気ままなような、寂しいような。いつまで続くのかな。これ!

さて、参加者を五十音順でご紹介する「オープン!オープンデイ便り その3」は、池田泰葉さん。

池田さんはほかの参加者の方のご紹介でご参加くださっていて、私もお会いしたことはないのですが、「海の見えるホテルの朝食」という本と、いくつかのショートストーリーを展示させていただいています。文章とイラストの両方をかかれる方です。
「海の見えるホテルの朝食」は短編の物語が一冊の本にまとめられたもので、2019年8月に池田さんが発行されています。
そのなかから、ひとつ「町と庭」を読ませていただきました。

登場人物の目の前にひろがる景色や、その人の背景について、些細なこともとても細かく描写がされていて、物語が頭の中で広がっていくようです。
絵を描ける人は、文章も絵的で美しいですね。
そして、書かれている日常が、今はとてもうらやましくも感じます。

そのあと、「あとがき」も読んでみました(私「あとがき」を先に読むタイプなのです)。
よく見かけるあるモノを通して、日常のことや、人について書いてあるのですが、そうだ、人間ってそうなんだ!と個人的にはとても腑に落ちました。
そして、ますます、池田さんに会ってみたくなりました。
ああ、もどかしい。でも書いてしまうとネタバレなので、書きません。

読んでみたくなったでしょう? では、“コロナあけ”に、「店と催し 雨露」で。

つづく!

(文・写真:ちくしともみ)

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