Loading...

achives

2017.05

プロバスケットボールの試合を生で見たこと、ありますか? 

残念ながらあまりない、と思う。プロスポーツ観戦と言えば、野球かサッカー。子どもの頃はバスケットしたり、バレーをしたり、みんなしているのに、大人になるとなかなかプロの試合を見に行こうってならない…ならなかった。私も。だけど、先日雑誌「Leaf」でプロバスケットボール選手に取材させていただいたのを機に、これは生で見なくては、と思い、即実践。都合よく昔バスケットボール部員だった妹がやってきて「見よう!」と盛り上がり、チケットを取ってくれた(こういうさっさと手配してくれる人がいないと、計画が自然消滅してしまうことになるから、本当に良かった)。

見に行ったのは、4月9日(日)。滋賀県の守山市体育館で行われた滋賀レイクスターズVS琉球ゴールデンキングスの試合。名前からして強そうな琉球。琉球はB1リーグの西地区3位(執筆時点5月4日)、滋賀は6位中6位(同じく)。実際、強いのだ。

「何でもはじめはいい席で見たほうがいい」が私の信条。初見というのは、その事柄に引き続き興味が湧くかの瀬戸際。だったら、できるだけ情報をビシバシ感じられる場所がいい。今後も見るか決めるのだから。で、もし継続して見たいとなったら、2回目以降はオサイフと相談して少し後ろの方でもO.K。きっとその席でももう楽しめる私になってるから。

そういうわけで、コート際、最前列を確保。お値段は結構高く7000円ほど。おぉ。投資~。でもやっぱりここで正解。まずイスが立派。体育館にパイプイス設置を想像していた私は、「おしりが痛くなったらどうしよう」と余計な心配をしていたのだ。さらにペットボトルの水がサービスでついてきた。イスにはカップホルダーが付いていて、思ったよりリラックスできる環境。けっこう快適。だが、リラックスは禁物だ。なんせ、コートまで1mない。座っているのは、選手が走っている体育館の床と同じ面。目の前にヒザの高さくらいの仕切りがあって、その向こうはもう絶賛試合中。ちゃんと見てないと、もし選手がパスをキャッチしそこなったら、ボールが飛んでくるじゃないか!という距離(そして飛んで来たら、見事キャッチしてやろうと思って、待ち構えていた。ぶち当たる!よりはいいかと…)。

試合は順位差からは想像もしなかった白熱した接戦。抜きつ抜かれつ、まさにドキドキの展開。バスケットのコートは、いわゆる体育館サイズなので、そう広くはない。大柄の男たちがダンダンッってドリブルしながら行けば、アッという間。それが右へ左へ。ぶつかり合って倒れたり、飛ばされたり。展開が早いので、(ボールが飛んでくるかもしれないからという理由だけでなく)目が離せない。それが、とても近い。何を言っているかも分かるような距離。試合中のプロスポーツ選手に自分史上最接近。シロウトながら、ドリブルで切り込んでいく選手、3pointが得意(そうな)選手、アクロバットなプレイで魅せる選手などなど、なんとなく個性がつかめてきて、応援も力が入る。体育館は滋賀のファンが7割、琉球のファンが3割といった具合。得点が入れば、ワッと湧き上がるし、相手チームのフリースローのときにはブーイングしたりもする。一体感があってお祭りみたい。

そして同点で迎えた終盤。なんと最後の最後は残り0.4秒でフリースローを獲得して、逆転するという劇的な勝利。信じられん。初めて見た試合がこんなに面白い試合なんて! そして、ボールは最後まで飛んでこなかった。良かった。そりゃそうだ。

帰り道、「あの選手がかっこよかった」とか「うまかった」とか言いながら、「面白かったねー」と話しながら家へ。あぁなんだかいい休日。ファミリー客が多かったから、こんな光景がたくさんの家で見られると思うと、幸せな気持ちになった。スポーツってこんな贈り物をくれてるんだなって。

滋賀レイクスターズは、この試合に勝ってリーグの最下位を脱出したらしい(今はまた最下位なのかな、6位って)。初バスケットボール観戦なのに、すごいいい試合に巡り合ってしまった。もちろんまた見たいと思った。百聞は一見に如かず。次の予定は野球観戦。遊んでばっかり、に見えるけど、これも必要な経験なのだよ。楽しみは続く(ニヤリ)。

2017年春の深尾多恵子ライブ

NY在住のジャズシンガー・深尾多恵子さん。毎年春と秋に帰国し、日本でもライブを行っています。10年ほど前に知り合って以来、年に1度はライブに行っていて、昨年はNYまで押しかけて、現地でのライブを体感(その記事はこちら)。素人がいうのも大変失礼ながら、聴くたびにどんどん上手になっているのがすごいところ。これがNY仕込みの実力。そして彼女のたゆまぬ努力の賜物。いつも今回はどんな感じ?と楽しみにして出かけるのです。この春は彼女の歌を2回聴くことができました。

1回目は4月23日のびわこジャズフェスティバル。開催地の東近江市は、彼女の故郷・近江八幡市のお隣。まさにホーム! あたたかな雰囲気が満ちた会場に、ピンクのドレスで登場して歌い始めると、空気がガラリと変わって、ぐぐっとお客さんの意識が彼女のほうに引き込まれていきます。歌声はどこまでも伸びて、響いて、それでいて、しっかりと力強い。そして英語の歌詞が、物語を語るようにきれいに聞こえてくる。聴衆を引き込む力は、何度聴いても圧巻!

そしてご挨拶は「まいど!まいど!」とさすが関西人。目を細めて、にっこり笑う姿がこれまたとってもチャーミング。同年代の(実は同い年)女性として、素直に素敵だなと思うのです。

彼女が歌うのは、いわゆるジャズスタンダード。私はジャズに詳しいわけではないので分からないけど、それらはいつもきちんと彼女の歌になって、私の耳に届く。英語の歌詞がみんなに分かるように、最初に少し解説をしてくれて(もちろん歌いながら)、ちゃんと歌の世界に誘ってくれるのもうれしい工夫です。

それから最後にお客さんも一緒に歌った琵琶湖周航の歌では、なんだかじーんとなって涙があふれてしまいました。滋賀県出身なら、きっともっと感慨深いだろうな。この歌、滋賀県民はみんな歌えるのです。そういう一体感がうらやましくもありました。

そして4月28日は、京都のライブハウスRAGでのジャズ&ソウルライブ。(前半はジャズ、後半はソウルという構成)。何年か前にも同じ場所でソウルライブをやって、それがめちゃめちゃ楽しかったので、期待大!一番前の席に陣取って、お隣の方と仲良くなったりして、ノリノリで満喫。深尾さんの歌はもちろん、サックスもギターもドラムもベースもピアノも目の前。奏者の指先まで見える距離で楽しめるなんて贅沢極まりない。

スカッといい気分になって、GWへ突入できました~。深尾さんに次に会うのは秋。めっちゃ楽しみ。またNYでも雄姿を見たい!また行ってしまうかも~と悪い(?)虫がうずいてきました。えへへ。

お問い合わせ

下記ボタンからメールでご連絡ください。

contact
contact