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achives

2016.07

リビング京都7月30日号「涼も味わう、琥珀のお菓子」を取材しました。

しゃりっとつるん、ほんのり甘い琥珀菓子。透明感のある夏らしいお菓子です。薄い色が涼やかなものや、いろいろかたちが楽しげなもの、小豆や抹茶を使用した琥珀菓子などをご紹介しています。記事はこちらから。

ご協力いただいたのは、「京菓匠 鶴屋吉信」さま、「京御菓子司 亀屋清永 本店」さま、 「京菓子司 俵屋吉富 本店」さま、「京菓匠 七條甘春堂 本店」さま、「京菓子司 都」さま。どうもありがとうございました。

上がる、上ル。

暑いですね。この暑いさなかに引っ越しをしました。とはいっても、同じ建物のなかで2階から8階へ上がったのです。今まで階段を使っても出入りできたのに、さすがにエレベータ―でないと無理!ってことになって、ちょっと不便。なんだか地上が遠くなって、コンビニも遠くなったような気分です。

ですが、今までよりも見晴らしがよくなって、空が窓から見えるようになりました。烏丸通りを行き交う車の音も、まえより小さくなって、仕事がはかどる・・・かもしれません。

そして、机のレイアウトが変わって、私のデスクは北向きに。そう、「上ル」の方向です。

上がって、上がるにしたので、この調子で、業績も上がるといいのですがね。ちゃんちゃん。お知らせでした!

ワイン片手にガーデングリル@The Private Garden FURIAN 山ノ上迎賓館

外で食事をするって特別な感じ。お仕事をご一緒させていただいているThe Private Garden FURIAN 山ノ上迎賓館で「ガーデングリル」が行われています。梅雨の合間の7月14日。堪能してきました。

食事を始めたのは6時すぎ。まだ明るい時間帯ではあるものの、昼間の暑さは消え去って、夕方の涼しい風が吹く庭のパラソルの下で白ワイン。チーズと生ハムの盛り合わせやカボチャと豆乳のムース、トリュフポテト、燻製ベーコンオイルでソテーした枝豆…。ひとひねりある料理がおしゃれです。しかも外でのディナーでございます。優雅な気分もあいまって、ワインが進みました。

メインのお肉が運ばれてくるころには、すっかり陽が沈んで、キャンドルの明かりが庭の木々の緑を照らしてロマンティック。最後にデザートもいただいて、結局3時間半くらい、おしゃべりしながらおいしくいただきました。

場所は大津市の市役所から山側に少し上ったところにある大きなお屋敷です。室内でのランチやディナーもしています。なんだか、大津にもいいところがあるなぁと帰りのタクシーの中でしみじみ。もちろん夏限定。今年のシーズン中にもう一回来たいと思います。デートにおすすめです(笑)。

祇園祭はどこに

祇園祭というくらいだから祇園でやるんだろう」。なんのためらいもなくそう思い込んでいた。関東から関西に越してきたばかりだった去年の7月、京都で買い物をした帰りに祇園祭の〝飾り〟が見えるかと思って、四条大橋の京阪電車の入り口から八坂神社のほうを見やったが、それらしきものが見つけられない…。それでその時は結局そのまま帰ってしまった。
どうやら祇園祭が八坂神社のお祭りであることは確かだが、主に烏丸通のあたりから堀川通の少し手前くらいの四条通を中心としたエリアに、私が想像した祭りがあるらしい。祇園からは少し離れているところ、しかも見た方向は反対だったのだ。
そして今年。宵山が始まる15日。歩行者天国となる夕方の少し前に、室町通や新町通を歩いてみると、狭くて細い道のあちこちに豪華な山や鉾が建っていた。準備中の出店が並び、浴衣を着た人が歩いている。山鉾に並んで吊るされた提灯飾りはまるで壁のようで、通りをぬけていく風や人の流れをせき止め、祭り本番に向かって賑わいを溜めているみたいだ。そしてその熱量はどんどん高まっているようにも見えた。こんなところで京都の夏がゆっくりと始まっていたなんて。てっきり納涼床がある涼しげな鴨川付近でお祭りがあるとばかり思っていた。空に向かってしゅっと伸びていく、鉾の屋根を見て、不思議なかたちだなと思う。私の知らない、西の夏が来た。(アシスタントM)

プリンが好きすぎる問題@御多福珈琲

疲れたり、行き詰ったりすると、プリンを食べる。これが私のルールだ。理由はプリンが好きすぎるから。油断すると朝ごはんにプリン、食後にプリンと、プリンばかりを食べてしまう。物心ついたときから、そうやってきたせいで、なんだか体がプリンのようにプルプルしてきた…。いくらなんでもこのままでは、体の内部にも悪いんじゃないか? そう思ったのが、16年前。就職が決まらず困りはてていた時だった。そこで、「そうだ就職が決まるまでプリン断ちをしよう!」と私なりにプリンとともに退路を絶った。ところが、その数日後、知人の家に行くと、超特大手作りプリンでのもてなしが…。これは食べざるを得ないじゃん、となってすぐにプリン断ちはおわったのだけど、なんとその翌日、履歴書を送った会社から電話が! プリンの神様、ありがとう。しかしそれからずっと乱用はダメ!ぜったい!ってわけで、「日常のおとも」「ごはんのかわり」から「自分へのご褒美として食べる、とっておきの存在」に昇格したのです。

とはいえ、プリン愛は変わらない。あまりのしんどさに3個100円のあまーいぷっちんプリンに癒やされるときもあるし、卵の味がちゃんとするとろける~なプリンもが私を慰めてくれるときもある。入院して手術をした翌日。看護婦さんが「プリンのようなやわらかいものから」というので、「ケーキ屋さんのプリンを買ってきて」と夫にお願いしたのに、スーパーの味の薄い、かたいプリンを買ってきたときには、「申し訳ないけど、これは違う」と、出直してもらった。こんなわがまま、手術後でもないと聞いてもらえない。とにかく心の友、人生の相棒、なのだ。シチュエーションにあったプリンが食べたいのだ。

現在、そんな私のプリンランキング1位に燦然と輝いているのがこれだ。たまらず写真を撮る前にひと口食べてしまったよ。寺町四条下ルにある「御多福珈琲」のプリン。まずはこの美しい立ち姿を見てごらん。銀色の器に、自身の重みか、少し膨らんだようになって立つこの姿がそそる。そして、なみなみと注がれたカラメルソース。カラメルの海に、ふわりと立つプリン…。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」みたいじゃないか(あぁ、好きすぎてる)。

そして味。プリンは甘さ控えめのさっぱり系、なぜなら、コーヒーと一緒に味わうのが前提だから。そしてカラメルがいい。さらりとしていて、液体っぽいのだが、これがほどよく苦い、でも苦すぎない。そして少し甘い、でも甘すぎない。さっぱりめのプリン本体が、カラメルを纏うと、全体的に少しビターな、優しい味わいになる。そして、コーヒーをひと口、また飲みたくなる。

コーヒーはもちろん美味しい。そして「当店自慢のブレンドコーヒーです~」といってニッコリコーヒーを出してくれるマスターが、上手に常連さんとの会話に混ぜてくれる、そのフンイキも楽しい。だが、行けば、このプリンを食べずにいられない。だからおのずと、店に行く回数が減ってしまう。なぜなら、「つらいとき」しかプリンを食べられないから。でもあの店には行きたい。でも行ったのにプリンを食べないなんてできない。最近では、いつかこのプリンを超えるプリンに出合ってしまったらどうしようと思ったりもする。こんな心の葛藤、幸せな悩み、だな。

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