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コラム

京都の素顔は商店街で。

今朝は10時から取材。
今出川大宮あたり。

事務所のある烏丸御池からだと

今出川駅で地下鉄を下りて歩くか、
バスで行くか。微妙な距離。
悩んだ末に、雨も降ってなかったので、自転車で行くことに。

たぶん、15~20分といったところ。

で、事務所を出てこぎだしたところ、
なぜかまっすぐ進めない。
ビロビロ~ギュリューと音がして、
明らかにへん。

前輪がぺちゃんこ。は!パンク。これってパンク?

でも今から事務所に自転車を置きに帰ったりすると、
タクシーに乗っても、待ち合わせ時間に間に合いそうにない。
ということで、そのままそのパンクした車輪を
無理やり回すことにして、ペダルをこぎ続けました。

自転車のパンクなんて、多分初めてのことで。
行けるんじゃないかな~と思ったのだけど、
すごい大変。

ビロビロ~ビロビロ~ギュリュギュリュ~

大きな音を立てているわりに、
ゆっくりしか進まないものだから、

歩道を歩く人に
「パンクしてますよ」って
眼差しで教えられる始末。

「いや、分かっています。それでも、いかねばならぬのです」

結局、目的地になんとか到着。

来る途中、40歳過ぎてこれってひどい仕打ち(涙)!

と、私のテンションは高まる一方。
1時間ほどで取材が終わり、帰り際、取材相手の方に

「いや~、自転車がパンクしまして~」

なんて、興奮気味にしゃべってしまった。まったく恥ずかしい。
帰り道、堀川商店街によって、自転車屋さんでパンク修理をしてもらうことに。

修理に30分ほどかかるというので、商店街をぶらぶら。
堀川商店街は、昭和26年に建てられた「公営店舗付き住宅」。
1階が商店で、2階以上は住居という、今では珍しい造りです。
老朽化が進み、再生事業の話を新聞で読んだような気がします。

この商店街の歴史は古く、明治時代にできた「堀川京極商店街」をルーツにしています。

京極、といえば、新京極商店街を思い浮かべますが、そちらにも負けない盛況ぶりだったようで、
「東の新京極、西の堀川京極」と呼ばれたのだとか。

当時は今の位置よりも少し西側にあった「西堀川通」に面していたのですが、
昭和20年、空襲による火災の延焼を防ぐために行われた「建物疎開」で取り壊されてしまい、
現在の姿になったのが、昭和26年。それで堀川通はこんなに広いのです。
(という情報は下記より。詳しく書いてあるのでぜひ読んでみてください。
昔の写真もあって、なかなか興味深いです。堀川団地物語
そんなことを思い出しながら歩いてると、

魚屋さんには、いろいろな魚の間に、開いたハモが一匹でどーん。
八百屋さんにはさくらんぼ、250円!ううっ!安い!
鶏肉屋さんの店先にはから揚げが積まれていて、男性が汗をかきつつ、焼き鳥を焼いていたり。
ご年配の女性は、車輪のついた手押し車を引きずって(!)歩道を歩いていました。

いいなぁ商店街って。暮らしのにおいがしました。上の階に住んでいた人は、さぞかし便利だったでしょうね。
そんななか、肉まん屋さんがあったので、11時15分という中途半端な時間に、
肉まんを食べました。


100円です。税込で。
自転車屋さんに戻ると、
自転車屋さんのおじさんは、真っ黒な手で、私のタイヤをなおしてくれていました。
チューブ代込みで2000円。

中のチューブがいたんでいたんだそう。
チューブを見せてくれたけど、よじれたようになっている場所が2か所あって。
このせいでパンクしちゃってたらしい。

ひょっとして、私が来るときに乗ってきちゃったせいでは…
と思ったけど、それは言えませんでした。
ちょっとしたアクシデントで、寄り道をした、濃い午前中でした。
堀川商店は大まかにいうと、堀川通りの、二条城と清明神社の間、ぐらい。
もし、レンタサイクルで回るなら、このルートで、京都の素顔、見ちゃって下さい。